不食という生き方

apple人体の神秘

不食(ブレサリアン)とは

数年前、世の中には食べないで生きている「不食」と呼ばれる人がいることを知り、とても驚きました。

野菜だけ食べる人をベジタリアン、フルーツだけを食べる人をフルータリアンと言いますが、空気だけを食べて生きる人をブレサリアンといいます。

食べないで生きられる?!

餓死しないのー?!

しかも世界中に万単位の数でいるとのことです。

その中には水すらも飲まない人もいるらしく、まさに霞を食べる仙人の域。

食べないと睡眠時間が毎日2時間程度でよくなるらしいです。

消化吸収に必要なエネルギーが必要なくなるから疲れないのだとか。

食費もかからないのでお金の心配もなくなるでしょうし、まさに無敵。

不食が広まっていけば飢餓や貧困がなくなり世界平和にもつながると感じました。

なぜ食べないで生きられるのか

不食のメカニズムを考えてみます。

カロリー消費が絶対的に少ない

そもそも不食の人は一日の消費カロリーが絶対的に少ないようです。

私自身もそうですが、一日一食ときどき断食をしていると体が省エネモードになるため、基礎代謝も含めて一日の消費カロリーが減っていきます。

エネルギー生成が「解糖系」ではなく「ミトコンドリア系」優位であると思われます。

腸内フローラの状態が特殊

消費カロリーが少ないことだけでは全く食べずに生きられる説明としては不十分です。

基礎代謝未満の食べ物の摂取で生きている人を「不食」と定義するならば、食べ物以外からエネルギーを作り出しているとしか考えられません。

一つ事実として、不食の人の腸内細菌の状態が一般人とは異なるという点があります。

一日に青汁一杯で生きる森美智代さんの腸内フローラは草食動物に近い細菌構成になっており、それら腸内細菌が様々な栄養素を作り出しているようです。

つまり、腸内細菌は我々が食べたものを餌として栄養素やエネルギーを作り出していますが、腸内細菌の種類や比率(つまり腸内細菌叢)によって、食べ物以外からエネルギーを作り出すことができると思われます。

食べ物以外からエネルギーを得ている

食べ物以外のモノとは何か。

可能性としては、「空気」と「太陽光」です。

不食の実践者は空気中にあるプラーナというエネルギーを食べていると言います。

また、太陽光からエネルギーを得ることは、不食になる過程で太陽凝視を行いながら体に覚えさせていくことでできるようです。

このエネルギー変換に血液中のソマチッドが関連している可能性もあります。

少なくとも、食べたものだけがエネルギーになるというカロリー計算偏重の現代栄養学では解明できないナニカがあることだけは確かです。

不食になる方法

私自身、不食に興味があり、不食になりたいと思っています。

たぶん不食になれば、今持っている些細な悩みなど全て消え去ると思います。

死をも超越できるのではないかと思ったりします。

不食への工程1:「人間は食べなくても生きられる」ことを認識する

まずはじめは「人間は食べなくても生きられる、死なない」ということを腹の底から信じることが重要です。

これができないまま不食をはじめると、不安感から餓死します。

ニュースで不食に挑戦した人が餓死した例があるのは、少なからずこのことが原因であると思われます。

不食への工程2:一日一食

一日一食への工程もなかなかのものですが、まずはここまでたどり着きましょう。一日一食になる過程で腸内フローラの状態もエネルギー効率の良いモノに変化し、エネルギー生成系もミトコンドリア優位になって少しのカロリー摂取で生きられるようになります。

不食への工程3:生採食+断食

一日一食を達成すれば次の段階は生採食中心の食生活です。これによって腸内フローラの状態が大きく変化します。生採食はエネルギーや栄養素を効率よく生成してくれる腸内細菌を育てることになります。

不食への工程4:太陽凝視

太陽を直視することで太陽からエネルギーを補給する術を体得していきます。具体的な方法は下の記事を参考にしてください。ここまでくれば不食への道がつながります。

さいごに

不食の可能性は無限大です。

私が一日一食を始めた数年前、不食が日本で広まっていけば、現在日本で蔓延している貧困、自殺、いじめ、虐待、うつ、ひきこもり、発達障害、そして日本人の半分がガンになるという現実が全て解決されると思いました。

その考えは今も変わっていません。

そして今、自分が不食に近づくことで少しでも世の中にその考えを訴える根拠を掴みたいを思っています。

粗食だった昔の人の平均寿命が短いのはなぜか?
カロリー制限すれば長生きできることを考えると、粗食だった昔の人は現代人より長寿だったと思いますが、実際はどうなのでしょう。

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