瞑想習慣

meditationオススメ健康法

瞑想とは

瞑想といえば一昔前は宗教色が強い印象で私は敬遠していましたが、最近では有名企業や有名スポーツ選手が日常的に取り入れていたり、ヨガ道場やフィットネスクラブで取り入れていたり、一般にも浸透してきました。

しかし瞑想を自宅で行う場合は、いったんはじめてもなかなか習慣にならなくて、いつのまにか止めてしまったという方が多いのではないでしょうか。

瞑想は続かないなー

それは、おそらく効果がしっかりと実感できないからではないかと思います。

瞑想のイメージは座禅を組んで指で輪を作ってというイメージがありますが、数千年前に仏陀が瞑想を始めて以来様々な種類が生まれ、歩きながらとか、指をこすり合わせながらとかいう瞑想もあるらしいです( ヴィパッサナー瞑想、サマタ瞑想など3000種類も)。

ここでは、私が普段行っている瞑想をご紹介します。

この瞑想は断食と相性が良く、空腹感を和らげ、心が落ち着き、瞑想して心が穏やかになる事がとても気持ちよく感じ、ある意味ヤミツキになります。

私は断食中に暇があれば必ず行っています。

一度この心地よさを味わうと止められませんし、がんばって続けようとしなくても自然に継続できます。

瞑想を始める前の準備

瞑想をうまく行うために準備としてまずは丹田呼吸をマスターしてください。

日々、丹田呼吸を意識しながら1回の呼吸ができるだけ長くなるようにトレーニングします。

丹田呼吸」の記事を参照していただければわかりますが、コツである「お尻の穴をキュッと閉める」ことを常に意識してみてください。

同時に、マインドフルネスの概念を頭に入れてください。

「今」、「ここ」に集中する意識の在り方を知ってください。

瞑想のやり方

①姿勢を正します。 座禅でも胡坐でも最低限背筋がピンと伸びている状態になれば、あとはリラックスできる姿勢で良いので、椅子に座っていてもかまいません。

②丹田呼吸を行います。
このとき1回の呼吸をできるだけ長くなるように行います。
呼吸をしている自分を感じ、マインドフルネス状態にもっていきます。

③視覚情報が雑念に繋がる場合は目を閉じます。
私の場合は山の中で焚き火をしながら行いますので目を開けていても雑念が生まれませんが(実際は半分開けた状態で行っています)、例えば街中で文字が目に飛び込んでくる環境では、文字を読解しようとする意識が生まれてしまって集中できません。
普段の生活の中で目から入ってくる情報は8割以上と言われています。
目を閉じるか開けるかで大きく異なってきますので、瞑想を行う環境によって調整してください。

④このような状態を(時間の許す限り)継続させます
雑念が多いと逆にストレスになり、続ける事が苦痛になる場合がありますが、そのような時は中止します。
気持ちよければいつまででも続けることができます。
続けるコツは環境を整える事。
瞑想を行う上で最高の環境は、山の中で焚き火をしながら行うことだと経験上思います。

瞑想体験で感じたこと

瞑想中も様々な雑念が浮かんでは消えを繰り返しますが、「雑念を消そう」と意識してしまうと、それがまた雑念になりますので、あまり意識せず自分のあるがままを感じるようにします。

私の場合は断食中の瞑想が多いので雑念はほとんど生まれません。

普段の食事で甘いモノを摂りすぎていると、頭の中のおしゃべりが止まらなくなります。
このような状態では瞑想の効果も上がりませんので、普段の食事を気をつけていくことが瞑想を気持ちよく継続することに繋がり、瞑想が気持ちよく感じられれば普段の食事を気を付けようと思えるようになり、好循環が生まれます。

そうなると瞑想がやめられなくなります。

さいごに

瞑想が自然に習慣化できるようになると人生が変わります。

瞑想の気持ちよさ、心地よさでストレスが解消され、毎日生きていくのに辛さを感じなくなります。

瞑想の時間はマインドフルネスにより「今」を生きている状態ですから、そのような時間が一日の中で少しでも増えれば、人生が豊かになり生きていることが嬉しくなってくるでしょう。

我々は「今」を生きるために生まれてきたのだと思います。

焚き火の「気持ちいい癒し音」にヤミツキ、冬キャンプのススメ
焚き火はひそかなブームです。遠赤外線によるホッとする温かさ、1/fゆらぎによる癒し効果を体感するともうやめられません。ぜひ冬は外で焚き火をしてみてください。

参考文献

・「マインドフルネス瞑想入門」吉田昌生著

・ 崇城大学研究報告 「 大学における心理学受講生に対する簡易瞑想法の効果 」

・ 駒澤大學文學部研究紀要 「 瞑想に関する心理学的研究 」

コメント

タイトルとURLをコピーしました