春はデトックスの季節、旬の山菜で相乗効果を

梅の花 食と健康
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はじめに

春に体調不良になりやすいのは、瞑眩による好転反応が大きな原因の1つでしたね。

春の体調不良の2大原因は「PM2.5」と「瞑眩」
春に体調を崩しやすい原因は花粉でも黄砂でもありません。諸悪の根源はPM2.5です。そしてもう一つ大きな原因が「瞑眩」。春の花粉症は花粉が原因ではなく花粉に付着しているPM2.5、そして肝臓からの毒だし症状がクシャミや鼻水として出ているのです。

春は冬に溜まった老廃物を排泄するために自然にデトックスモードに入るため、その好転反応で体調が一時的に悪化するのです。
その効果を最大限に引き出すための食材を紹介します。

デトックスを促すには「春の山菜」が一番

春が旬の山菜や野草にはデトックス効果のある嬉しい2大栄養素が含まれています。

<春の山菜に含まれる2大栄養素>
「食物繊維」
「フィトケミカル」

これらは9大栄養素の6番目「食物繊維」と7番目「フィトケミカル」でした。

9大栄養素と日本人に不足しがちな栄養
3大栄養素から5大栄養素、そして今や9大栄養素となっています。 最初からある栄養素よりも最近追加された栄養素の方が重要だったりします。 そしてまだ9番目にも入っていない10番目の栄養素も。

食物繊維

食物繊維が排便を促すことはよく知られています。
人間の体からのデトックスは排便によるものが70%以上を占めますのでデトックスの基本は快便です。また、食物繊維は腸内細菌の餌になる点でもとても重要な栄養素でしたね。

腸内細菌が健康の要、微生物と共生し腸内フローラを元気に
昔から微生物と人間は共生し、持ちつ持たれつの関係でした。 ウイルスや細菌も本来自然のままの姿であれば人間にとって有用なものです。 薬剤や抗生物質などに耐性ができた細菌は不自然なモノなので注意が必要です。

フィトケミカル

春の山菜には「苦み」や「アク」、「色素」などが特徴的な植物が多いですが、これらがフィトケミカルと呼ばれる栄養素です。
フィトケミカルは植物が太陽の紫外線などから自身を守るために体内に生み出した成分で、「抗酸化作用」と「デトックス作用」という2大効果があります。
赤ワインのポリフェノール、ゴマのセサミン、トマトのリコピン、大豆のイソフラボンなどよく聞くこれらの成分はフィトケミカルの仲間です。

市販されている山菜や野草は、農薬や肥料で過保護に育っているため栄養がほとんどありません。食べてみても美味しいと感じないのは栄養素が貧弱だからです。

オススメ山菜と野草

デトックス効果という点で特にオススメの山菜を紹介します。

1位:タラの芽

タラの芽

私の住む関西では3月末ごろから芽をだし、4月初旬に収穫期を迎えます。収穫期には多くの人が山の中に山菜取りに出かけて奪い合いになります。でも全部取らずに来年のために一部残しておくのがマナーです。
タラの芽の苦みが美味しいと感じるのは、春のデトックスを促すことを体が欲している証拠です。
タラの芽の苦み成分は「エラトサイド」というポリフェノールの一種です。
タラの芽以外にも春の山菜には、フキノトウや菜の花なども苦みがありデトックス効果が高いです。中でもタラの芽は「山菜の王様」と呼ばれるだけあって、とにかく美味しい。
アクが少ないので少し蒸しただけで食べられますし、天ぷらにすれば絶品です。

タラの木は繁殖力が高く、1本生えてくると周囲に群生します。
私の山奥の農園にもタラの木が生えだしてそこら中タラの木だらけになりました。

タラの木

たくさん生えてくるのですが、タラの木1本からタラの芽1~3個程度しか収穫できませんので貴重です。
取りすぎると翌年生えてこないので、1番芽を収穫して次に生えてくる2番目まで収穫したら3番芽は残しておきましょう。

2位:タケノコ

春に食べたい山菜の第一位はタケノコなんだとか。
私はタケノコ農園を運営していますが、3月中に収穫できるタケノコはとてもおいしい高級品です。下の写真のような先が黄色いタケノコはエグ味がなく生で刺身として食べられるほどです。タケノコが成長して土から顔を出し日光に当たると先が緑色に変色してきます。そうなるとアクが多くなりますのでしっかり煮て調理する必要が出てきます。先が黄色いタケノコは土に隠れて太陽に当たる前に掘られたモノなので希少なのです。

タケノコ

タケノコはカロリーが低く食物繊維の塊のような山菜で、便秘を解消してくれます。
食物繊維の働きで腸と腸内細菌が元気になり、デトックスが促されます。
タケノコにはこのほか、脳を活性化するチロシンというアミノ酸や高血圧を解消してくれるカリウムが豊富に含まれています。

3位:ヨモギ

春先の早い時期から採れるデトックス効果の高いどこにでもある山菜です。
ヨモギは6月以降では硬くなっておいしくありませんが、若芽なら食べられます。

ヨモギ

ヨモギは「ハーブの女王」と呼ばれるほど美容効果とデトックス効果が高く、それは「食物繊維」と「クロロフィル」が豊富であることに起因します。
ヨモギの食物繊維は不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は腸の奥の方にいる肛門に近い腸内細菌にまで届いて餌となり、腸フローラをよりよく保ってくれる働きをします。
さらにクロロフィルは葉緑素とも呼ばれ、肌を美しく保ったり殺菌効果があったり、さらに注目すべきはそのデトックス効果です。食物繊維の数千分の一という小ささで腸の繊毛の中に溜まった有害化学物質や有害重金属を排泄してくれます。ヨモギは漢方に使われるくらい薬効があり、その理由のひとつはこのようなデトックス効果の高さなのです。

ヨモギは猛毒をもつ「トリカブト」に似ていることで注意喚起がされますが、成長したヨモギはトリカブトと間違えることはあまりないと思います。ただし、新芽の時は区別がつきにくいので注意が必要です。ヨモギの葉には毛が生えていますがトリカブトには毛がなく、ヨモギ独特の匂いでも区別がつきます。

番外編:アブラナ科の野菜

菜の花

山菜ではありませんが、春のアブラナ科の野菜には辛味の元となるグルコシノレートと呼ばれる成分が含まれており、これは噛んだりすりつぶしたりするとイソチオシアネートと呼ばれる解毒作用の強い成分に変わります。
ですのでわざわざ野菜を買うのであれば旬のアブラナ科の野菜(春キャベツ、菜の花、ブロッコリーなど)をオススメします。
私は、京野菜のひとつである「花菜(はなな)」が好きで、蒸して食べると苦みが最高に美味しいです。

春と言えば・・・僕は桜よりも菜の花だなー


さいごに

結局、旬のものを食べていれば、その季節の体に合った栄養素が含まれているということです。
春に採れる山菜や野草にはデトックスを促すための栄養素が自然に含まれているのです。
自然はよくできていますね。

健康を突き詰めていくと、行きつく先は「生菜食」です。
そのために無農薬、無化学肥料の野菜が必要ですが、買うには高価で自分で栽培するのも簡単ではありません。
山に行けば、無農薬の山菜が無料で手に入るのですから利用しない手はありませんよ。

デトックス大全
現代人は毎日生きているだけで化学物質や重金属などの毒を取り込んでしまいます。それらをデトックスすることは健康を維持する上で非常に重要です。様々なタイプのデトックスと、意図的にデトックスを行うためのオススメの方法を紹介します。
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