叔母の訃報
数年前に叔母をガンで亡くしました。
診断された時点では元気に見えたおばさんが、入院治療を始めた途端、急に病人のようになり、ものの3カ月足らずで亡くなりました。
よく笑うおばさんで、明るく楽しく人生を謳歌しているような、そんなおばさんが亡くなって非常にショックでした。
なぜ、彼女が亡くならなければならなかったのか、どうしても現実が受け入れられず、その時からガンについて調べ始めました。
西洋医学の治療法、代替療法、治癒体験談など、徹底的に調べ、さまざまな書籍も読み漁りました。
ガンのメカニズムや治療法には、賛否両論、様々な意見があって、医師の中でも180度異なる意見があるという事実も知りました。
そんな様々なガンに対する情報のなかで、今回叔母が亡くなる体験から直感的に感じたことと符合する内容を集めていきました。
そのような内容を書いてみます。
抗ガン剤について
叔母の体調が急に悪化しだしたのは抗ガン剤治療を始めてからでした。
医師の中でも抗ガン剤の効果については、特定のガンには効果があるとの意見から、全く効果がなく逆にガンを増やすだけという意見もありました。
また、ガン自体ではなく抗ガン剤が原因で死亡しているケースも少なからずあるというのは多くの医師の現場での経験としてあるようです。
叔母は抗ガン剤を始めてから体調を崩し、その後3カ月と持たずになくなりました。
これは抗ガン剤による治療死と考えられるケースだと私は考えています。
多くの医師は自分がガンになっても抗ガン剤は使わないそうです。
ある意味これが全てを物語っています。
抗ガン剤は第一次世界大戦中にドイツ軍が使用した「マスタードガス」という毒ガスに由来します。多くの人を殺してきたマスタードガスとほぼ同じ化学構造を持っている化学物質が抗ガン剤です。
抗ガン剤を扱う看護師に染色体異常や流産発生率が高いのも、抗ガン剤は猛毒であることを考えれば納得できますね。抗ガン剤に直接触れたり、抗ガン剤を投与された人の尿や便に触れると非常に危険です。
2015年にWHOが発表した発ガン性物質の中には、たばこ、アスベストなどと並んで抗ガン剤が挙げられています。
こういった内容をしっかり知った上で、それでも抗ガン剤を使うことを選んだのなら、それもありだと思います。
ですが、現実はそんなことは知らされずに医者の言うがままに抗ガン剤の投与が行われており、私の叔母もそうでした。
医者に全てを委ねるという選択をしたのだからそれでいいんだと考えるのは早計です。
私はこのような事実を知った時、悔しくて悔しくてたまりませんでした。
このような知識を持っていれば、あるいは治療方法を選択できたかもしれない。
無知だった自分を恥じ、無知であることは罪だと感じました。
抗ガン剤に限らずですが、知識があることで選択の余地が生まれます。
ガンになっても前向きに生きる
末期ガンが消えたというガンサバイバーと呼ばれる方々の体験談は実際にいろいろ聞かれます。
そういった方々は皆さん共通してマインド(心)の重要性を指摘されています。
2017~2018年は衝撃の連続でした。
ガンで闘病していた小林麻央さん、山下弘子さんが相次いで亡くなられました。
お二人の姿はガン患者のみならず、多くの人の希望だったと思います。
あんなに明るく前向きに生きてこられたお二人が亡くなってしまわれたのは、なぜか。
こう考えた時に、私の叔母が亡くなったことと重ね合わせました。
彼女らに共通するのは、前向きにガンと戦ってこられたこと。
そして末期ガンが完治した体験談から学んだことは、ほぼすべての人が明るく前向きに気持ちを強く持ってガンと戦ってこられたということ。
叔母も小林麻央さんも山下弘子さんも、前向きに生きてこられた、しかし、それでも抗ガン剤の発ガン性には勝てなかったというのが3名の共通点ではないかと考えています。
いろいろ考えることはあって、ガンになったことのない私が偉そうなことを言える立場ではありませんが、仮に自分や自分の愛する人がガンになったときにどのような選択をするのか、それができるレベルの知識は身につけておきたいと思います。
さいごに
「病は気から」と言われる事からも心の持ちようはとても大事ですが、発ガン性物質が溢れる現代ではそれだけでは不十分であると思います。
どんなにプラス思考で前向きに生きていても、抗ガン剤をはじめとする発ガン性物質を摂りすぎればガンになってガンに負けてしまいます。
ガンに打ち勝つには「心を強く前向きに」はとても重要なことで、少なくとも末期ガンを完治させた人の体験談からは必要条件であることが分かります。
しかし、その上でガン治療についての十分な知識を身につけることが同じくらい重要になります。
ガンの原因、メカニズムをよく知り、そして西洋医学にかかるのであれば治療の内容をよく知って、その上でどうするかしっかり自身で考える事です。
まずは事実を知る事、自分で選択できるレベルまで。
参考文献
・「ガンに打ち勝つ患者学」 グレッグ アンダーソン 著
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