量子力学と波動医学
量子力学によれば、物質は波動です。
この世の全てのモノは波です。
物質とは波の重ね合わせの結果です。
波の性質を持つ物質は互いに干渉しあい影響し合います。
我々の体も波の重ね合わせの結果であり、例えば臓器ごとに固有の振動数を持っています。
体にウイルス等の異物が侵入したり電磁波や精神的ストレスを受けると、健康な状態の振動数からズレてきます。
これが病気と我々が呼んでいる状態です。
ドイツなどでは「波動医学」が進んでいて、これは本来の値からズレた振動数を元に戻すことで病気を治療するというものです。
波は干渉したり共鳴したりしますから、例えば健康な人と病気の人が一緒にいると、健康な人の振動が病気の人の振動に干渉し、病気がちになります。
断食や冷え取りを長年やって毒のない体の人は、毒の溜まった人が近くに来ると毒受けするのを感じるそうです。
冷え取り歴20年の方と話していると体が軽くなりました。
たぶん私の毒が移ったんですね。
このように地球上の生物は波動で全て影響し合っているのです。
周囲に病的なものばかりで自分だけ健康ということはありえません。
食べ物に「ありがとう」と感謝の言葉を投げかけるとおいしくなります。逆に「まずい」などのマイナスの言葉を投げかけると本当にまずくなります。これは気持ちだけの問題ではありません。味の違いが分かりやすい塩で実験してみてください。
病気をもたらす2種類のモノ
自然界に存在しない不自然なモノ
石油由来の化学物質
石油から作られる化学物質が不自然なモノの典型です。
自然界に存在しない化学物質は全て人間の健康や環境に悪影響を与えます。プラスチックやビニール、揮発性有機溶剤などなど、身の回りには不自然なものが溢れています。
遺伝子組換え、ゲノム編集
遺伝子組換えやゲノム編集された食品や製品は自然界には存在しません。
人為的にDNAを改変しているので、このようなものを取り込んでしまうと人間のDNAまでおかしくなってしまいます。
遺伝子組換えやゲノム編集された農作物は品種改良とは違いますので注意してください。
遺伝子組換え技術が使われているのは食品だけではありません。
インスリンやワクチンといった医薬品開発、バイオ燃料のエタノールといったエネルギー開発、 生分解性プラスチックが生産できたり環境汚染物質の分解や吸収能力の高い微生物や植物の開発などにも遺伝子組換え技術は使われています。
人工的な電磁波、放射線
人工的な電磁波は、家電製品、携帯電話、無線LAN、医療機器からのX線などなど、これらの被曝による健康被害は相当なものです。
自然界に存在するが不自然に局所的に集まっているモノ
天然由来の化学物質
例えばシックハウス症候群の原因物質の1つであるホルムアルデヒドは自然界に存在します。それでもなぜシックハウス症候群になるのかというと局所的に集まって濃度が高いからです。
ウラン型原子力発電
典型的なのは原子力発電です。
放射性ウランは自然界に存在しますが、局所的に集めて原子力発電や原子爆弾に使用しているわけで、そのため放射能の恐ろしさが表面化してくるわけです。
重金属
天然に存在する重金属の中で危険な物質は、水銀、鉛、ヒ素、カドミウム、六価クロムの5種類です。
水銀は特に水俣病の原因物質として有機水銀が危険ですが、歯の詰め物にアマルガムという水銀の合金が使われているのにも注意が必要です(私は全て除去してもらいました)。
カドミウムはイタイイタイ病の原因物質ですね。
精製された植物や農作物
自然に存在する農作物や植物でも精製されれば不自然なモノに変わります。
白砂糖や白米、小麦粉などは一見自然物に見えますが、精製されているという点で不自然なものです。
化学的に精製された食塩もそうですね。
海水を天日乾燥した天然塩と違って精製された食塩は塩化ナトリウムという化学物質です。
麻薬の一種であるコカインはコカという天然の植物から作られていますが、精製されているために中毒性があり人間に悪影響を及ぼします。
ヘロインは天然のケシの実から抽出したアヘンが原料ですがこれも精製されているために中毒性が出てきます。
末期がん患者の痛みを和らげるためなどに使用されるモルヒネもヘロインと同じアヘンが原料ですね。ですからモルヒネには非常に強い麻酔作用や鎮痛作用があるのです。
大麻も大麻草という植物から作られていますが、精製されているために麻薬になるのです。
コカインもヘロインも大麻も天然植物から作られているので、覚醒剤のような完全化学物質ほど健康に悪影響を及ぼすことはなく、例えば大麻であれば医療用大麻やタバコと同じような嗜好品として合法的に吸うことができる国も多くあります。
しかし精製されているという点で中毒性が顕在化してくるのは、白砂糖に中毒性があるのと同じです。
自然なモノと不自然なモノの比較
例えば、「清涼飲料水は体に悪い」という主張をする人がいたとして、「水でも飲みすぎると体に悪い」と反論する人がいます。
どちらも飲みすぎると体に悪いことは共通しています。
しかし、不自然なモノの特徴は、少量であっても体に悪いということ、自然なモノは少量であれば体に良いことが一般的です。この違いは決定的で、下のグラフのように表現できます。
例えば、放射能を例にとってみましょう。
自然放射線は宇宙や地面、植物などから出ています。
このような自然放射線は、関東よりも関西で強い値が測定されます。
それは地面からの自然放射線が関東では関東ローム層によって弱められているためです。
それでも関西の人が関東の人より早死にするという統計データはありません。
例えば天然ラジウム温泉はラドンという放射性物質が含まれていますが、少量であれば「放射線ホルミシス効果」によって細胞が活性化され健康に良い影響を与えます。
しかし人工放射線は少量でも健康に悪影響があります。
自然界に存在しない放射性物質であるプルトニウムは、体内に取り込まれるとなかなか排泄されず長期間内部被曝し化学的毒性もあって非常に危険です。
天然に存在する放射性物質であれば体に取り込んでもすぐに排泄されて出ていきます。
人間は日々食べ物から放射性カリウム(カリウム40)を摂取していますが、これは体内でミトコンドリアがエネルギーを作るために必要で、太古の昔から摂取してきたものなので排泄機構も備わっているのです。
さいごに
このような不自然なモノを排除し、自然なモノと接している限り病気にはなりえないのです。
自然界にあるものは全て共存しお互い持ちつ持たれつで恩恵を受けあっているのです。
漢方では「天人合一」という言葉があり、自然に逆らわないことが健康の秘訣と考えられています。
あるモノについて健康に良いか悪いかを判断する場合は、まずは第一基準として不自然なモノかそうでないかで判断してください。
地球上の生物は一体であって、1つの生命体です。
このようにとらえた地球をガイアと呼びます。
このような捉え方は波動医学の見地からも重要ではないでしょうか。
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