ホメオスタシスで体は治るようにできている

海人体の神秘
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人体のホメオスタシス

「神経系」「内分泌系」「免疫系」

人間にはホメオスタシスという恒常性維持機能があります。

体温、血圧、血糖値などを最適な値に保ち、怪我をすれば自然に治り、ウイルスが侵入してくれば発熱し、、、

このように、人間の体は自然に治るようにできており、ホメオスタシスの働きによる「自然治癒力」と呼ばれる力がもともと備わっています。

そして怪我や病気はこの自然治癒力以外では治すことができません。

このようなホメオスタシスの仕組みは「神経系」「内分泌系」「免疫系」という3つの系統の働きによるものです。

例えば、体温は「神経系」の働きで37℃程度に保たれますが、体にウイルスが侵入してくれば「免疫系」に働きかけて体温を上げようとします。また、例えば血糖値が上がった時は、安定化させるために「内分泌系」に働きかけて膵臓からインスリンというホルモンを分泌し血糖値を下げます。

ホメオスタシスの仕組み


このような働きかけは、「神経系」の中でも、脳や脊髄といった「中枢神経系」によるものです。
神経系には脳や脊髄といった「中枢神経系」のほかに、運動神経や自律神経で構成される「抹消神経系」があります。

この末梢神経系を構成する運動神経と自律神経について見ていきます。

「自律神経」について

我々は手や足を動かしたいときは自分の意志で動かせますが、これは「運動神経」の働きによるものです。
しかし心臓や血流などは自分の意志では操作できませんが自然に動いており、これは「自律神経」の働きによるものです。

自律神経は、例えば集中や緊張を強いられる場面では、血管を絞ったり心臓の鼓動を早くしたりして即座に対応できる体勢に構えます。

逆にリラックスしているときは血管を緩め血流を促し、心拍も緩やかになります。

このように自律神経は緊張とリラックスの狭間で働きを交換させており、緊張状態では「交感神経」が、リラックス状態では「副交感神経」が優位になります。

自律神経のこのような働きは人体のホメオスタシスにとって重要なもので、逆に言えば、自律神経が乱れるとホメオスタシスが上手く機能しません。

例えば過剰なストレスを受けて自律神経が乱れていると血管が収縮して冷え性になります。

本来人間の体温はホメオスタシスの働きで37℃程度に保たれるはずですが、自律神経が乱れると体温や血流など本来あるべき値になりません。

これは自律神経がこれらの仕組みの一部を制御しているからです。

自律神経が乱れる要因は様々ありますが、ストレスや暑さ寒さなどでもすぐに影響を受けますので注意が必要です。

地球のホメオスタシス

人体と同じように地球にもホメオスタシスが機能しています。

大気中の酸素濃度、海水の塩分濃度、気温や湿度、それらは地球という生命体が生きるのに最適な値に保たれています。

「地球という生命体」と書きましたが、我々人間を含め、地球上に存在する生物や物質の全てを1つの生命体として捉えており、このような概念を「ガイア」と呼んだりします。

ですので、地球のホメオスタシスが保たれている環境(大気中の酸素濃度が20%だとか、海水の塩分濃度が3%だとか)は、人間やその他の生物にとっても適した環境なのです。

現在、地球の海水の塩分濃度は3.5%ほどですが、大昔、人間の祖先が海にいたころの海水の塩分濃度は1%弱、つまり現在の我々の血液の塩分濃度とほぼ同じだったのです。人間以外の動物も同じくらいの塩分濃度です。

しかし、近年人間は温室効果ガスの大量排出により、待機中のCO2濃度が上昇し、地球温暖化を引き起こしています。

地球のホメオスタシスにより適正値に戻ろうとしますが、それを上回る人間活動による排出でCO2濃度はどんどん上昇しています。

地球のホメオスタシスが崩れるほどの事が起これば、地球はいずれ生物が生きられない星になってしまいます。

現在、大気汚染、海洋汚染、地球温暖化などはもうすでに地球のホメオスタシスの力を超えて進行しています。

しかし、例えば一時期問題になっていた南極のオゾンホールはフロンガスの規制が進んで回復しつつあります。

地球の自然治癒力も大したものです。

今、手を打たなければ手遅れになるであろう課題が山積みですが、なんとかホメオスタシスによる回復が追いつくレベルまで持っていけるよう、今こそ人類は知恵を出し合わなければなりません。

さいごに

人間はホメオスタシス機能を超えた毒が溜まってくると病気になります。

ホメオスタシスによる排毒機能を超えた化学物質が入ってくればアレルギーや膠原病、ガンなどになりますし、ストレス等でホメオスタシス機能が低下しているときにウイルスが侵入してくれば感染症を引き起こすリスクは高まります。

しかしそもそも人間のホメオスタシスが健全に働くためには、地球のホメオスタシスが保たれていることが前提です。

地球環境の保全なくして人間が健康で生きられるはずはありません。

波動を乱す「不自然なモノ」を排除すれば病気にならない
この世の全てのモノは波です。 物質とは波の重ね合わせの結果です。 波の性質を持つ物質は互いに干渉しあい影響し合います。 この理論から導かれたのが波動医学です。

参考文献

・「生命の内と外」 永田和弘著

・「ホメオスタシスのゆくえ 環境問題の読み解き」菅野孝彦著,三宅光一著

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