アトピーが完治した3つの方法

skin病気とは何か

アトピーで辛かった過去

私は生まれて間もないころからアトピーの気があったと母親に聞きました。

二十代になって、首や腕の関節をよく掻くようになり、どんどん悪化していきました。

顔がいつも赤くて、他人の目を気にしながら生きるのが辛かったのを覚えています。

アトピーを治すために通院していたころ、ステロイドを処方され、その後地獄のような苦しみを味わいました。

医者は、治らないことがわかっていて、とりあえず薬を出していることを薄々感じていました。

ステロイドは今現在の症状を抑えるためだけの薬で、アトピーを治す薬ではありません。いま楽になることを選ぶか、未来のために使用しないか選んでください。

このような丁寧な説明があるべきだと思いました。

説明のない医者にも憤りましたが、何も知らない無知だった自分に腹が立ち、自分を守るためには正しい知識を身につける必要があるのだと強く思いました。

三十代の今ではアトピーは見る影もありません。

私のアトピー完治に効果的だったことなどをご紹介します。

アトピーを治すためにいろいろやってみた

まず、物理的に掻かないようにすることを中心に考えました。
起きている時は多少痒くても掻かないよう自制できるのですが、寝ている時はそのタガが外れたように掻いてしまいます(記憶には全くないのですが)。
そこで、寝ている間に物理的に掻けないよう次のようなことを試しました。

・爪を短く切る
いくぶん効果はあるのですが、それでも指先の皮膚で掻いて、結局爪があってもなくても痒みが治まるまで掻き続けるのであまり状況としては変わらない感じでした。

・手袋を着用して寝る
何重にも手袋をして縛っておくのですが、朝起きたら見事に手袋は脱ぎ捨てられていました。
どうやって取ったのか全く記憶にないのですが、執念で掻いているんだなと半ば感心しました。

・竹筒を両腕にはめて寝る
物理的に掻けないようにするためには腕を曲げられないようにすればよいと考えました。

竹を切ってきて腕の長さに調整し、寝る前に両腕に竹筒をはめて、さらに手首部分にストッパーを付けて竹筒が外れないようにして寝ました。

冬場は竹が冷たくてなかなか寝られない辛さもあり、しかも朝起きたらやはり竹筒が外れている事も多く、結局諦めました。

このようにいろいろと試行錯誤を繰り返しやってきたのですが、物理的に掻けないようにすることは諦めました。

どうしても掻いてしまいます。

痒みが治まり掻きたくならないようにすることしか根本的な完治への道はないと思いました。

アトピー完治に効果的だった3つのこと

物理的に掻けないようにすることをあきらめ、アトピー完治に向けて取り組み始めました。

結果的に次の3点が効果的でした。

・塩系温泉

たまたま有馬温泉に行くことがあって入浴したその日の夜間は全く痒みがなくなったことに驚きました。

有馬温泉の泉質の特徴はなんといっても塩分濃度の高さで、海水の1.5~2倍の塩分濃度がある、私の知る限り塩系温泉で最強です(金泉と銀泉がありますが、塩系は金泉の方です)。

その後、自宅の風呂にも塩を入れて入るようになり、痒みが劇的に改善していきました。

塩風呂はデトックス効果抜群でオススメです。

50g程度の天然塩を風呂に入れるだけです。

・油を摂らない

市販のサラダ油を摂らないようにすると、痒みが改善しました。

代わりに亜麻仁油やエゴマ油などのオメガ3系の健康的な油を摂るようにしました。

しかしそれでも天ぷらや加熱調理に油を使用すると酸化し、たとえ亜麻仁油やエゴマ油のような油であっても体に負担をかけますので、油を摂る時はそのままドレッシング代わりに使用したり味噌と混ぜて油味噌にして食べたりするようにしました。

これによってアトピー改善には効果がありました。

・砂糖を摂らない

砂糖の弊害は血糖値の上昇により血液をドロドロにしたり血管を老化せさたり、さらに腸内細菌の状態も悪化させます。

白砂糖は最悪ですが、三温糖は白砂糖に着色されただけのモノなので同じくらい体に悪く、黒糖であればビタミンやミネラルが残っているだけマシといったところです。

砂糖ではありませんが人工甘味料は砂糖以上に要注意です。

私はアトピー以外にも砂糖の摂取が原因と思われる、「声枯れ」「冷え性」「日中の眠気」などに悩まされており、砂糖を一切やめる事でアトピーも含めて劇的に改善しました。

砂糖は人類が最初に発明した覚せい剤と呼ばれるほど中毒性があり、私も砂糖中毒でした。

チョコレートやケーキ、清涼飲料水などの甘いお菓子やジュースに砂糖が多量に含まれている事はよく知られていますが、ケチャップやソースなどの調味料にも含まれていて、原材料をよく見ないと様々な加工食品に使われていて知らない間に摂取してしまいます。

<砂糖中毒から抜け出すコツ>
ビタミンCとクエン酸を意識的に摂る

甘いモノへの欲求は、実はビタミンCやクエン酸を欲しているからとも言われており、柑橘系の果物(みかん、レモンなど)やクエン酸を多く含む梅干しを食べると不思議と甘いものへの欲求が治まってきます。

私も自分で梅干しを作るようにし、毎日1~2粒の梅干しを食べる事で甘いモノが欲しいと思わなくなりました。

さいごに

砂糖と油をやめてしばらくたつとアトピーだけでなく、だるさ、眠気、そして赤面症が改善しました。

当時は日中のひどいだるさや眠気で、1日仕事をするのが一苦労でした。

また、人前でしゃべるとすぐに顔が赤くなり、社会人生活ではとても辛く感じていました。

それがなくなってきて、人前でも緊張しなくなり、生きる事が楽になりました。

人前で赤くなるのは気持ちの持ちようだと思っていたのですが、実は砂糖や油の摂りすぎが原因だったとは。

このような症状が改善され生き辛さがなくなっていきました。

嫌だった仕事があまり嫌ではなくなってきて、笑うことも増えてきました。

笑うことが増えたことで自然に感謝の気持ちが芽生えてきました。

朝起きてまず朝日に感謝するようになり、寝る前は「今日も良い1日だった」と感謝とともに眠るようになりました。

アトピーはとても辛いものでしたが今では辛かったことを忘れるくらい過去のことになりました。

「声枯れ」や「声が出にくい」と悩んでいる方へ
喉が詰まるようで声が出にくい、声が枯れて治らないなどでお困りの方はぜひ読んでください。私自身も20年以上声枯れが治らず辛い思いをしてきましたが、今はよくなりました。

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