「まごわやさしい」とは

baby食と健康

はじめに

栄養バランスの良い食事のために「まごわやさしい」食材を取り入れましょう、とよく言われます。

「ま」・・・豆類
「ご」・・・ごま、ナッツ類
「わ」・・・わかめ、海藻類
「や」・・・野菜
「さ」・・・魚
「し」・・・しいたけ、キノコ類
「い」・・・芋類

日本の伝統的な和食(味噌汁、煮物、和え物など)を食べていれば自然と摂れる気がします。

ただしこれは昔であればそのまま受け入れてよかったのですが、現代では注意すべき点がいくつかあります。

「まごわやさしい」の注意点

「ま」・・・豆類 

マメといえば「大豆」。味噌や醤油、豆腐など日本の伝統食品には大豆が用いられているものが多いです。

しかし現在、日本では遺伝子組み換え大豆が氾濫しています。

日本で遺伝子組換え作物として流通が認められた8品目(大豆、ジャガイモ、トウモロコシ、甜菜、菜種、ワタ、アルファルファ、パパイヤ)の中でも特に大豆には要注意です。

大豆に含まれるたんぱく質や抗酸化物質のイソフラボンなど、とても健康に役立つ食べ物なのですが、遺伝子組換えでは悪影響の方が勝ってしまいます。

特に加工食品を購入するときは、原材料表示を確認して遺伝子組換え大豆を避けるよう心がけましょう。

大豆
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「ご」・・・ゴマ、ナッツ類

ゴマはカルシウムやマグネシウムなどのミネラル類、不溶性食物繊維、抗酸化物質のゴマリグナンなど多くの貴重な栄養素が含まれています。

日本で市販されているゴマの多くは中国産ですので、大豆と同じく自分で作ってみるのも良いかもしれません。

ゴマはアフリカ原産で「日照りゴマ」と呼ばれるほど熱さと渇きに強いです。

夏はほとんど水をやらなくてもしっかり育ちます。

ただし自分でゴマを作った時のたいへんさは、細かなゴミとゴマとの分離です。

下の写真のように、いろいろ混ざってしまいますので、うちわで扇いで飛ばしたり、水に浮かせて取り除いたり、大小さまざまな目の篩にかけたり、いろいろやってみるのですが時間も労力も半端ではありません。

ゴマ
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「わ」・・・わかめ、海藻類

海藻類やひじきに含まれるヒ素に注意です。

「や」・・・野菜

日本は農薬使用量が世界的に見てもズバ抜けて多い国です。

「さ」・・・魚

海の汚染が著しい現在では魚は健康食品とは言えません。

「し」・・・しいたけ、キノコ類

中国産のものには注意です。松茸など。

「い」・・・芋類

遺伝子組み換えジャガイモに要注意です。

日本の芋といえば、サツマイモでもジャガイモでもなく、「サトイモ」です。

サトイモがオススメです。

里芋

以上の点に注意して、断食時の準備食や回復食だけでなく、普段の食事にも取り入れてみてください。

自然と日常の食事が「まごわやさしい」に変わってきますよ。

補足

最近では「まごわやさしいよ」と、最後に「よ」がついたりします。

「よ」・・・ヨーグルト等の発酵食品

ただし、乳製品系の発酵食品(ヨーグルト、チーズ等)はあまりオススメできませんが。

発酵食品はなぜ体に良いのか
「生きたまま腸に届く」はあり得ないと言われているのに、発酵食品は本当に体に良いのでしょうか。真相を解き明かします。

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