はじめに
「イヤシロチ」ってご存知でしょうか。
そこにいるだけで癒される場所、居心地の良い場所で、昔から伝わるパワースポットのようなものです。
漢字では「イヤシロチ(弥盛地)」、その反対は「ケガレチ(気枯地)」と書きます。
つまり生命力が盛んになる土地が「イヤシロチ」であり、気が枯れている土地が「ケガレチ」なのです。
昔からある神社仏閣などのパワースポットの多くは「イヤシロチ」であると思われます。
神社やお寺に行くと神聖な雰囲気を感じるのは、ちゃんと理由があるんだね。
なぜパワースポットとよばれるイヤシロチが居心地がいいのか、単に気分だけではなく確かな健康効果があります。そのメカニズムを解き明かしましょう。
イヤシロチのメカニズム
「アーシングで地球とつながる」の記事にも書きましたが、地球は大きなコンデンサーであり、自由電子の供給源です。
アーシングなどで地球とつながると自由電子が供給され、酸化された体が還元され健康になります。
しかし、地球上の場所によってそのような効果の大小があります。
もちろんアスファルトの上ではそのような効果は望めませんし、そうでなくても地層や土質によって変化します。
そんな中で電子の供給しやすい土地が「イヤシロチ」と呼ばれます。
日本全土を3種類の土地に分けると、イヤシロチは10%強くらいの割合になるそうです。
このような土地では還元電圧を示し、電流は上から下へ流れています。
そして自由電子が豊富なので磁場が整い、マイナスイオンも豊富です。
昔の人はそんなメカニズムを理解していたかどうかわかりませんが、居心地の良い土地に神社仏閣を建てました。
そこが今はパワースポットなどともてはやされているのです。
イヤシロチを作る
「イヤシロチ」は人工的にも作ることができます。
土地を自由電子の保持しやすい状態にしてやるために、炭素の塊である炭を埋設してやればよいのです。
「炭素埋設法」と呼びますが、使用される炭は非常に高温で焼き締められた炭であることが条件で、電気を通すレベルでなければなりません。
叩くとカンカンと金属音がするレベルです。
このような炭を作るためには1000℃以上の高温で焼いてやる必要があり、備長炭などとても高価な炭がこの特性を満たします。
具体的には直径1m、深さ1m程の穴を掘って、そこに細かく砕いた炭を水と混ぜながら埋めていきます。
これで半径15mくらいはイヤシロチになるそうです。
埋設したその日から効果があります。
イヤシロチの効果
私は畑に炭を埋設しイヤシロチ化しています。
そうすると、そこで育った野菜はとても生育が早くすくすくと元気に育ちます。
空気が清らかでおいしいと感じるようになり、そこで農作業する我々も恩恵を受けられます。
そして何よりも一日のうち最も長い時間を過ごす住空間をイヤシロチ化することが重要です。
人生の大部分を過ごす住まいは、その場所がイヤシロチであれば病気にかかりにくく健康増進が期待できます。
家の床下に埋炭してイヤシロチ化すれば、呼吸が深くなる、視力が良くなる、音が聞こえやすくなる等さまざまな変化があります。
飲食店を経営する人なら、その店をイヤシロチ化すれば、お客さんにとっても店員にとっても居心地がよく売り上げが上がるなどの効果があると聞きます。
例えば、昔から代々続く老舗はイヤシロチに建てられていることが多いらしいです。
さいごに
磁場が安定し、還元電圧を示し、人が居心地が良いと感じる ”場” を「イヤシロチ」と呼びます。
健康で生きるためには、「イヤシロチ」の上に住みましょう。
「ケガレチ」の上に住んでいて健康でいられることはありません。
住環境をイヤシロチ化する商品は、現在では「炭素埋設法」以外にも、セラミック等が出ており、必ずしも埋設する必要もありません。
一度検討してみてはいかがでしょうか。
参考文献
「イヤシロチ―万物が蘇生する場所がある 」船井幸雄著
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