マインドフルネスで「今」を生きる

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マインドフルネスとは

人間は常に何かを考えてしまって、頭の中を空っぽにすることが非常に難しいです。

島田紳助さんは昔テレビでそのような状態のことを「脳なんかしょう(軟化症)」とウマイことを言っていました。

「脳が常に、なんかしょう(何かしよう)と迫ってくる」と言うのです。

頭の中のおしゃべりがとまらないよー

我々が常に頭で考えていることは、過去や未来のことが大半です。

過去のどうにもならないことを考え続けたり、数秒とか数分先のことを考えて行動する癖がついてしまっています。

「今」に集中している時間はとても少ないです。

こういった状態が続くと、心休まる時間がなく、ストレスも溜まっていきます。

そうならないために、最新の脳科学ではマインドフルネスが注目されています。

マインドフルネスとは、「今」「ここ」にただ集中している心の在り方のことです。

恬淡虚無

漢方には「恬淡虚無なれば病を生ぜず」という格言があります。

恬淡とは物事へのこだわりのこと。

物事への執着を排し無になれば病気にはならないという教えです。

これはマインドフルネスにも通じるものがあります。

物事へのこだわりを捨て、今を生きる心のありようを保つことで健康に生きられるということだと思います。

「今」に集中するコツ

マインドフルネスにはコツがあります。

それは体の五感を研ぎ澄まして、体を感じる事です。

そのための有効な方法は・・・

姿勢を正して呼吸を意識する

丹田呼吸を意識しましょう。すると姿勢は自然に正されます。

呼吸をしている自分を感じてお腹に空気が入ったり出たりする、そのあるがままを感じてみましょう。

耳から入ってくる音に集中してみる

できれば自然の中で、風の音や鳥のさえずりなどに集中して、その自然に耳に入ってくる音に集中してみてください。

目を閉じてみる

目から入ってくる情報は想像以上に多く、全情報の8割が目からのものです。

その情報を遮断してやるだけである程度効果があります。

目を閉じることで瞑想に近い状態をつくり、マインドフルネスを達成できます。

スポーツに夢中になる

とくに一流のスポーツ選手になると「ゾーン」と呼ばれる状態に入り、雑念が消えその時に集中することができます。

太陽を浴びる

太陽(特に朝日)を浴びてストレスが軽減され幸せを感じると、その幸せを感じている自分を感じることができます。

これこそマインドフルネスで「今」を感じている瞬間です。太陽からは無限の恩恵を受けられます。

マインドフルネスの効果

マインドフルネスを実践している状態では、脳波はアルファ波になっていると思われます。

我々の脳は普段ベータ波がでていますが、リラックス状態などで脳波がアルファ波になると、集中力や学習能力が高まります。

仕事の効率が上がったり、ストレスが解消されたり、日常生活でのメリットは多くの場面で実感できるようになります。

マインドフルネスが自由自在にできるようになると人生が変わるでしょう。

さいごに

結局、過去や未来をいくら案じてみても、過去は変えられないし、未来は永遠にやってきません。

数秒先の未来を考えても、その時がやってくれば、その時点ではもう次の数秒先を考えているのですから。

そんなことを毎日繰り返していてもストレスが溜まって疲れるだけです。

今、この瞬間を感じることで「今」を生きることができるようになります。

これこそがマインドフルネスの神髄です。

イヤシロチとは
「イヤシロチ」ってご存知でしょうか。そこにいるだけで癒される場所、居心地の良い場所で、昔から伝わるパワースポットのようなものです。そのメカニズムを解き明かしてみましょう。

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